小池東京都知事の休業要請会見 「STAY HOME」
今日は小池東京都都知事が休業要請について会見を行いました。
会見の最後に
「STAY HOME!おうちにいましょう!」
とおっしゃっていました。これは小池都知事が何度も訴えていることです。
家🏠にいる人が増えるほど、新型コロナウイルスの感染拡大が収まるのは
みなさんご存じの通りかと思います。
このウイルスは人間が動くことによって、どんどん拡大が広がります。
ウイルスに感染してしまった人の咳やくしゃみ🤧の飛沫感染だけではありません。
健康な人の持ち物や衣服、手👏などについていてもウイルスは移動します。
怖いですよね………
なぜ、今、家にいなければならないか
ロシア語でSTAY HOME!は
”Оставайтесь дома!”(アスタヴァーイチェッシ・ドーマ)
と言います。
「私達はあなたのために頑張ります。」 「私達のためにあなたは家にいてください。」
photo from Новый День
では、できる限り「家にいなくてはいけない」理由は何でしょうか?
自分がウイルスに感染しないため、運ばないため…というのはもちろんですが、
もう一つの大事な理由は、上の写真に答えがあります。
「私達はあなたのために頑張ります。」
「私達のためにあなたは家にいてください。」
緊急事態宣言が出ても、都市封鎖されても、外に出なくてはいけない人々―――
我々のライフラインを守っている人々や医療などに携わる人々が移動する時に
できるだけ安全な状態を作り出すことです。
医者、看護師、介護士、ウイルスの検査技師、警察、自衛隊、郵便、物流、銀行、
生活必需品の販売員、交通関係、ゴミ収集員……まだまだいらっしゃいます。
街の人が少なければ、
外に出なくてはいけない人々の感染リスクは各段に減ります。😊
お仕事の方はまだしも、遊びに行くということは今するべきこと??
ネットや電話があれば家でも友達と話せ、ネット飲み会ができる世の中です。
外出を避けていても、出なくてはいけない時がある
私も夫も怖がりですから、店で万が一のことがあってはならないと、
かなり早くから店舗販売とロシア語講座を自粛しておりました。
幸いにも当店にはネットショップがありましたので、売り上げは減ってしまっても、
お客様やスタッフの感染リスクを、できる限りゼロに近づけたいと思いました。
不要不急の外出は避けようと、私と夫は、家と店の往復以外は
行くのはコンビニとドラッグストアとスーパー、ATMぐらい。
私は以前肺炎を患ったことがあり、
夫も持病があるため、罹患するのが本当に怖かったのです。
ところが………
父が自宅で転倒し、足を骨折して救急車🚑で運ばれてしまいました。😿
即、入院になり、昨日、人工骨を入れる手術が無事終わったところです。
実は父が救急車で運ばれた日、夫も簡単な外科手術(日帰り)を受けた日で、
私は付き添いで違う病院にいました。
……これはこれでメゲていたのですが。
夫の退院手続きをしている時、近所の方からの電話で、父の事故を知ったのです。
今年に入ってから公共交通機関を避け続けていた私も、
これは「急」を要する用事ですから、バス🚌に乗って病院に向かいました。
外出したくなくても、外出しなければならない時もあります。
だからこそ、家にいられる時は努めて家にいなくてはいけないのです。
他の病気の患者も家族も今は大変
現在、大きな病院は、新型コロナウイルスの院内感染防止のため、
家族の付き添いや見舞いは一切禁止です!
入院手続きをした事故初日と手術日は許可が出て病院🏥に行けましたが、
病院に行けても、父の病室に入れません!!会うことができないのです。😿
手術日も、手術前と手術後に看護師さんに押されて
廊下を移動するベッドに横たわっている父に、
「がんばってね!」「大丈夫?」と声をかけるのがやっとでした。
手術終了を待っている間は、はじめは誰もいない病院の中庭で桜🌸を眺め、
病院内の人のいない廊下を選び、換気の良い窓の下で、じっと数時間座っていました。
父の手術は無事終わりましたが、これから辛いリハビリが待っています。
ただ幸いにも命にかかわるケガではなかったので、私がいなくても、
あとはお医者さんと看護師さん、理学療法士さんたちにお任せできます。
でも…
命にかかわるような病気の患者さんやご家族の方の気持ちはいかばかりか…
付き添うことも、会って励ますこともできません。
最期の時にしか会うことができないかもしれません。
これがコロナウイルスの重篤患者さんだとさらに悲しい結末が待っています。
志村けんさんが、家族にも会えずお亡くなりになられたように、
亡くなった後も感染を避けるため、遺骨になるまで家族に会えないんです。
こんな悲しい人々をこれ以上増やさないためにも、
やっぱり、不要不急の外出はせず、できる限り、
「家にいなくてはいけない」のだと思います。
家にいれば、万が一、自分が無症状の感染者だったとしても、
人にうつさずに治癒する可能性があります。
人が減れば、医療関係者の方々の感染リスクも減らすことができます。
家賃もある、生活もある。でも……
でも、家賃だって払わなくてはいけないし、生活費も稼がなくてはいけない、
いや、私は休みたいんだけれど会社が許してくれない、
だから休むことなんてできない!……という人も多いですよね。
固定資産税も4月中に支払って!と用紙が届いているし、
国民健康保険、国民年金の支払いだってあります。
金を取るばっかりで、こんな大変な時に国は何も助けてくれないんだ、と
いらだちさえ覚えます。
どうしても払えない場合は、国税庁の納税猶予制度【HP】があります。
1年以内の期間に限り、換価の猶予が認められます。
政府は収入が急減した世帯に現金30万円を給付する支援策を出しましたが、
誰がいつどのような方法で受け取れるのか、今ひとつはっきりしません。
それより、納税者一律10万円即時支給(還付)の方が絶対にいい!
議員さんのご給料を少し減らしてでも支給してほしい!だって……
いろいろとロシアで問題を起こした丸山穂高議員が暴露したツイート。
4月20日に、丸山さんの団体に給与とは別に
なんと 621万円が政党交付金として入金されるそう。
しかも今年中にあと3回、同額の支給があるようなんです。
どうなってるの?日本。
お金💰がないんじゃなかったの?
政党交付金って、非常時の今、必要なもの?
タレントのフィフィさんのツイートでは、
ドゥテルテ大統領とは4月の給料すべてをコロナ対策のために寄付、
フィリピンの多くの議員さんは、月給の75%を寄付するそうです。
安倍さ~ん、政府官僚のみなさ~ん、議員のみなさ~ん、見てますか?
みなさんの高額なお給料は国民の税金から出てるんですよ~。
東京都は休業要請に応じてくれた企業や店に、
1企業/店舗 50万円の「協力金」を給付すると発表しました。
他の県、市町村も1万円でも2万円でもいいので、早急な
一律の休業補助金を考えてくれたらいいのにと思います。
ひとつひとつは少なくても、市、県、そして国と補助が重なれば
仕事を休んでも、何とか生きていける人が増えると思います。
もちろん
政府は本気で国民のことを考えてください!
【追記】
山梨県富士吉田市が全市民に「一律1万円支給」だそうです!
富士山🗻のように大きな心の市ですね。👏
「素晴らしい!ここにふるさと納税する!」という書き込みも多いようですよ。
富士吉田市のふるさと納税サイトは----->こちら
ロシアの人たちから、「家にいて」メッセージ
ロシアでも「家にいよう」「家にいて」メッセージが広がっています。
Если вы дома и перед вами этот текст ―
もし、あなたが家にいて、このテキストがあなたの前にあるならば、
(家でこのテキストを見ているのならば、)
Значит, вы помогаете остановить коронавирус
コロナウイルスを止めるのにあなたは役立っています。
Сможете не выходить ещё какое-то время?
もう少しだけ、外出しないようにしてもらえませんか?
Вирус, который мы победим вместе!
ウイルスを一緒に倒そう!
仕事を休むことは死活問題です。
それでも外出し、感染して死んでしまったら、元も子もありません!
自分が感染しなくても、自分のせいで誰かが感染してしまったら、
最悪の場合、亡くなってしまったらどうしたらいいのでしょう……
1ヶ月休まなければならない
ではなく、
1ヶ月の休暇がとれた
と、脳内変換してみてはどうでしょう。
それが無理ならば、
お盆とお正月とゴールデンウイークとシルバーウイークの休みを
今、4月にぎゅっとまとめたと思ってみてはどうでしょう。
私も自営ですからわかりますが、お客様が来ないと、
電気、水道、ガスもろもろ、経費だけがどんどんかさみます。
私は3月の時点で経費削減のためにも休んだ方がいいと、判断しました。
ロシアの人たちのメッセージ。「一緒に家にいよう!」 #ДомаВместе
そして企業の社長さん!
自分の会社で感染クラスターができたらどうしますか?
ずっと休めと言っているわけではないんです。
スタッフを守るため、自分を守るため、会社を守るためにも
みんなが休業に踏み切っている、今が決断の時です。
とにかく、みんなが一斉に家にいることが大事です。
バラバラでは効果が激減です。
どうしても外出が必要な時は、マスクして(ハンカチマスクだってOK)
※超簡単!ハンカチとゴム(ストッキングを切ったものでも!)の作り方【HP】
だまって!さっさと!鼻呼吸で目的地まで行きましょう!
歩くことに集中していれば、すれ違う人ともソーシャルディスタンスをとりやすいです。
そして目的地や家についたら、まずは手洗い、うがい、消毒です。
混んでいるところに行ったら、衣服をすぐに洗濯するのも大切。
洗濯せっけんと水流で、ウイルスは感染力を失います。
今は晴れ☀の日が多いですから、外に干せば紫外線殺菌でさらにGOOD。
コロナ感染拡大が終われば、
普段はお休みの時期にバンバン働くこともできるのですから。
今はみんなで 家にいましょう!
Оставайтесь дома!