ソ連時代のロシアといえば宇宙開発の分野では、
アメリカとしのぎを削っていました。
そんな偉大なるソ連の宇宙開発の歴史がこのマトリョーシカに詰まっています。
オルギフ作 ソ連の歴代宇宙飛行士マトリョーシカ★ 5ピース 【販売ページ】
СССР(ソ連の意味)のヘルメットをかぶった宇宙飛行士たち。
いったい誰なんでしょう?
後ろにキリル文字(ロシア語)で名前が書いてあります。
一番大きなマトリョーシカは人類初の宇宙飛行士、ユーリ·ガガーリン Юрий Гагарин。
前に書かれているロシア語は
「Поехали! パイェーハリ!」
「さぁ、行こう!」という意味です。
ユーリ·ガガーリン
2番目は、ゲルマン・チトフ Герман Титовでガガーリンの次に宇宙に行きました。
1961年8月7日に打ち上げられたボストーク2号に乗って一日以上宇宙を周回した宇宙飛行士としても有名です。
最後まで人類初の宇宙飛行士の座をガガーリンと争ったチトフさん。
小さいマトリョーシカに移ります。
この3人組です。
3番目はアレクセイ・レオーノフ Алексей Леонов。
1965年に世界で初めて宇宙遊泳を行った飛行士です。
レオーノフさん
4番目は女性初の宇宙飛行士・ヴァレンチナ・テレシコーヴァ Валентина Терешкова。
日本ではテレシコワの名で呼ばれています。
私はカモメ!
でもこれはコードネームなんです。
宇宙服を着ていない一番小さなマトリョーシカはセルゲイ・コロリョフ Сергей Королёв。
ソビエト初期のロケット開発指導者で第一設計局 (OKB-1) の主任設計者でした。
そして、世界初の大陸間弾道ミサイル (ICBM) であるR-7を開発したのです。
R-7はペイロードを核弾頭から宇宙船に替えて宇宙開発にも使用され、
1957年に世界最初の人工衛星スプートニク1号を打ち上げました。
そして、1961年にはボストーク1号で、ユーリイ・ガガーリンを
宇宙空間へと運んだのです。
ソビエトの宇宙開発の歴史がギュッとつまったマトリョーシカ。
宇宙関連のマトリョーシカをお探しでしたら、おすすめしたい作品です。