ロシア陸軍、空挺軍、海軍歩兵などが着用しているのが、
デジタルフローラと呼ばれる、四角いドット模様の迷彩服です。
そしてユニフォームと同じ布でフィールドキャップも作られています。
軍隊用といっても、ロシアの旗がつけられているわけではないので、
タウン用としてかぶられる方もいます。
そんなデジフロ・フィールドキャップですが、
いくつか種類があります。
まずは、布製のカカールダ(帽章)が初めからついているタイプ。
【左】 ロシア軍デジフロ・フィールドキャップ(帽章あり) 兵隊・下士官用【販売ページ】
【右】 ロシア軍デジフロ・フィールドキャップ(帽章あり) 将校用【販売ページ】
左は兵隊や下士官用で、右は将校用です。
やはり位が高くなると、帽子にも飾り紐がついて豪華に!
カカールダ(帽章)にも、葉の模様がついて豪華になってます😊
そしてカカールダ(帽章)がないタイプ
ロシア軍 デジタルフローラ VKBO(ВКБО) フィールドキャップ【販売ページ】
薄い緑バージョン
このタイプは部隊に合わせたカカールダ(帽章)を前面につけます。
カカールダのつけ方は、以前のブログをご覧ください↓
今回は上記の薄緑の色調のキャップと、
濃い緑の色調のキャップが入荷しました。
色の違いに意味はないそうです💦
製造工場の違いや製造時期によって、ロシアから毎回いろいろな色調のものが送られてきます
(あまりロシアの人たちは細かいことを気にしない方が多いので……)
ロシア軍 デジタルフローラ VKBO(ВКБО) フィールドキャップ【販売ページ】
濃い緑バージョン
今回は薄い緑と濃い緑のものが送られてきたので、
ご自身のデジフロユニフォームに近いものをお選びください。
そして、なぜか今回の荷物には、旧型のフィールドキャップも入っていました😲
2015年からロシア軍では、全天候型ベーシックユニフォームセット
Всесезонный комплект базового обмундирования (ВКБО/VKBO)
という、システマティックなユニフォームセットを使用しています。
暑さ、寒さなどにより、アイテムを組み合わせて8段階の着方があります。
今回はなぜか2015年以前のフィールドキャップが荷物の中に入っていました。
なかなかレアだと思いますので、探していた方はぜひ!
ただ頭囲57cmと、頭囲62cmという、小さいものと大きいものしかありません………
レア!ロシア軍 旧型(ВКБО/VKBO以前)
デジタルフローラ・フィールドキャップ【販売ページ】
現行のものと比べると、帽子のツバの部分が短いのが特徴。
そして、内側に製造年がプリントしてあることが多いです。
ГОД ИЗГ というのが、製造年の意味です。
Год изготовления(ゴット・イズガタヴレーニヤ)の略です。
例えば……
これは2008年11月製造
これは2010年11月製造
これは2011年製造
です。
前ボタンタイプの旧タイプユニフォームをお持ちの方は、
こちらのキャップを合わせると、しっくりきますよ!
当店でも以前販売していた、前ボタンタイプの旧タイプユニフォーム。
現行のものは、ジッパー(ファスナー)開閉タイプです。