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Channel: ロシア モノ・コト図鑑  ~リャビーナ 公式ブログ~
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【行事】今日は節分。ロシアのマースレニッツアももうすぐ。

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今日、2月3日節分です。

昨日は、大須観音に行った時に、豆まき用の豆を買ってきました。

 

テレビで「豆」「魔滅」と語呂をかけたもの、なんて言ってました。なるほど。



大須観音で売っていた福豆です。


そして今年の恵方、西南西に向いて、恵方巻をガブリ!

幸せを呼ぶと聞けば、とりあえずやってしまう、私です。(笑)



鈴木史子さんの4寸皿【販売ページ】 からはみだしそうな、恵方巻き(笑)




さて、節分というのは、もともと各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。

「季節を分ける」という意味なんですね~。だから本当は年4回あるわけです。


でも江戸時代以降は冬雪から春チューリップ赤になる立春の前日を刺すようになったとか…。


いよいよ明日から、暦の上では春なんですね~!




そういえば、冬から春になる時のお祭りは、ロシアにもありますよ。


マースレニッツア Масленица


といいます。

毎年、日にちは少しずつ違って、2015年は2/16~2/22だそう。



春を意味する『太陽』晴れを掲げた馬車。



別名、「バター祭り」とも言われるマースレニッツアは、春の訪れを祝うお祭りです。

ロシア正教の大斎期に入る直前一週間におこわなれます。


昔のロシアでは、6週間にも渡る大斎(おおものいみ)の間は、

卵、乳製品、肉、魚、オリーブ油(土日は可)、酒(土日は可)を食べてはいけませんでした。ショック!


だから、「その前にたくさん食べておこう!」というお祭りでもあるのです。

 …現在のロシアでは、アンドレイ副店長をはじめ、禁食を守っている人はあまりいませんが…(笑)



パンやケーキ、乳製品など卵や牛乳を使った食べ物が販売されています。


お祭りのメインイベントでは、冬を意味する人形を燃やしますが、

これは、寒い冬雪にさよならを告げ、春チューリップ赤を迎える意味を持っています。



燃やされる運命の人形…ちょっとかわいそう


そして、マースレニッツア週間の初めに、各家庭でもブリヌイБлины(薄いパンケーキ)を

何枚も何枚も焼き、毎日それを食べます。



丸い形は太陽晴れを意味すると言われています。


ズヴェーレヴァ作 カントリーマトリョーシカ <ブリヌィ> 3ピース  【販売ページ】



マトリョーシカたちも、ブリヌイを作って、春の訪れを待っています。


もうすぐ、オリガズヴェーレヴァさん、娘さんのリーザさんの作品を紹介できそうです。

もう少しお待ちください。



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