ニキーチン工房さんの童話マトリョーシカ、続きましてはこちら。
まんまるなおだんごパン、コロボック Колобокです。
コロボックはスラブの民話で、いろいろな国で似たようなお話があるようです。
北欧やドイツにもありますし、イギリスの「The Gingerbread Man」も似ています。
ニキーチン工房作 ロシア民話「おだんごパン(コロボック)」
ドーム型マトリョーシカ(S) Aタイプ 【販売ページ】
ある日おばあさんがおいしそうなおだんごパン・コロボックを焼きました。
ところが、コロボックは家から飛び出してしまいます。
旅する先々で、ウサギ、オオカミ、クマに出会います。
みんな、コロボックがおいしそうなので、なんとか食べようとしますが、うまく彼らから逃げ出します。
最後はずるがしこいキツネに出会って…。
ニコニコ・コロボックと、動物たち。
この物語の最後は2パターンあります。
コロボックがきつねにだまされて、パクッと食べられてしまう、「アンハッピー・エンディング」。
おじいさんとおばあさんが危機一髪!助け出し、ずっと仲良く暮らす、「ハッピー・エンディング」。
どちらがいいかなぁ…
教訓的になのはアンハッピー・エンディングかもしれないけれど、
こどもたちはハッピーの方がショックがないかも。
ニキーチン工房のマトリョーシカも、上とはちょっとイラストが違うものがあります。
ニキーチン工房作 ロシア民話「おだんごパン(コロボック)」
ドーム型マトリョーシカ(S) Bタイプ 【販売ページ】
ところでコロボックのロシア語の「Колобок (発音はカラボック)」の語源について。
車輪を表す「Колесо カリェソー」というロシア語から来ているという説や、
14世紀にあった「Колоб カロッブ」いう丸いパンから来ているという説や、
ギリシャ語の小麦パンの意味のκόλλαβοςから来ているという説や、
北欧の言葉から来ているという説などなど…、
どれが正しいかよくわからないそうです。
こちらは動物たちが洋服を着ていますね。
やっぱりこんなにかわいいコロボックですから、ハッピーエンディング
の方がいいかな?
そういえば、skypeで、感情を表す「Emoticon エモティコン」ってありますよね?
←こういうマーク。
あれは別名「Kolobok Smiles(コロボック・スマイルズ)」とも言うそうですよ。
確かにコロボックそのものですね!!